葉酸

名前のとおり葉物の野菜にたくさん含まれており、かつてはビタミンMという名称でよばれていました。厚生労働省のほうでは妊婦や妊娠の可能性のある女性は、摂取する期間を最低でも妊娠する1ヵ月以上前から妊娠3ヶ月まで、サプリメントを利用して葉酸を摂取することを推奨しています。 【葉酸と妊娠の関連】 妊娠とのつながりで葉酸が注目されている理由は、妊娠初期の早い時期に葉酸を摂取する量が足りないと、神経系の障害がある危険が高くなるからです。 細胞の構成要素のひとつである核酸に含まれる成分のひとつがDNAです。このDNAは親から子供へ世代を経てコピーされて遺伝していきます。葉酸はそのDNAが構成されるときに働く補酵素で、細胞分裂において必要不可欠なものです。それゆえ葉酸の量が不足すると細胞分裂のときにDNAの複製をミスしてしまうリスクがあると考えられています。 葉酸を豊富に含む食べ物は、レバー、緑黄色野菜、果物などがあげられます。
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