免疫療法

免疫とは、本来は外から侵入してきたウィルスや細菌に対して防御するために発達したシステムです。「免疫」という言葉の由来が「疫病（病気)を免れる」ということからあるように、体内に侵入して来た抗原＝病原菌は、「自己ではないもの」として認識され、ガン細胞のように変質した自己も「異物」とみなされ、攻撃し殺傷、排除されていきます。人間のもつ自然治癒力(免疫力)を強化して病気を治すという療法ですが、なんらかの方法によって白血球を活性化し、認識していないウイルスなどの病原菌などの「異物」を、あらためて白血球に認識、識別する能力を高めることで免疫機能を活性化させます。そして白血球による破壊、排除を目指す療法を総称するものです。
・自然免疫や獲得免疫を利用する免疫療法
・免疫力を担っている抗体や白血球をつかう免疫療法
・身体の中にガン細胞を攻撃する白血球や抗体を増すという免疫療法
などです 。

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